愛知県豊橋市靴修理RADIANのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回修理事例を紹介するのは、アメリカの名門ブランド Wolverine(ウルヴァリン) の人気モデル 「1000 Mile(1000マイル)」。Vibram 700ソールへの交換修理をご依頼いただきましたのでブログで紹介いたします。
ソール交換修理完成したウルヴァリンのブーツの写真とともに、ブログの記事ご覧ください

Wolverine 1000 Mile 修理後 正面から
修理完成後の正面ショット。左右のバランスも美しく仕上がりました。
お預かりしたブーツの紹介
グッドイヤーウェルト製法で仕立てられたこのブーツは、丈夫なレザーアッパーと重厚な作りで知られ、しっかりと手入れをすれば何十年でも履き続けられる”一生もの”の一足。長く愛用されてきた証として、アッパーには味わい深いシワやが刻まれており、持ち主と共に歩んできた時間が伝わってきます。

サイドには「WOLVERINE 1000 MILE」のブランドロゴが刻印されています。

修理内容:Vibram 700ソール交換
今回の修理はソール(靴底)の全交換です。使用したのは、イタリアの世界的ソールメーカー Vibram(ビブラム) の定番モデル 「#700ソール 」。靴修理の現場では非常に人気の高いソールで、ワーク系ブーツとの相性は抜群です。実際にアメリカのワークブーツブランドでもよく純正ソールとして使用されています。

交換後のVibram 700ソール。黄色いVibramのロゴと、シェブロンパターンが確認できます。
修理前はソールがすり減り、もうひと踏ん張りが難しい状態でしたが、Vibram 700に交換してリフレッシュ。アッパーの風格はそのままに、足元は新品同様の安心感が蘇りました。
ビブラム#700ソールの解説
Vibram #700ソール とは
Vibramは1937年にイタリアのヴィターレ・ブラマーニ氏によって創業されたソール専業メーカーです。ブランド名は創業者の名前(Vitale Bramani)に由来しており、現在では世界中の靴メーカー・修理職人に愛用される”ソールのスタンダード”として確固たる地位を築いています。
① シェブロン(山型)パターン
ソール面に刻まれたV字型のシェブロンパターン(「Vバー」とも呼ばれます)は、Vibram 700の最大のアイコン。このパターンが地面との接触面積を確保しながら、水や泥をかき出す排水溝の役割も果たすため、濡れた路面や不整地でも安定したグリップを発揮します。
② ナイトライルゴム(ニトリルゴム)素材
700 TYGUMに使用されているのは、耐油性・耐滑性に優れたナイトライルゴム(ニトリルゴム)という特殊な配合素材です。一般的なゴムと比べて油への耐性が高く、工場・厨房・ガレージなど油分のある床面でも滑りにくいのが大きな特徴。
③ 厚みと安定感
ソール本体の厚みは約7mm、ヒールブロックは約19mmとしっかりした高さがあり、歩行時のクッション性と安定性のバランスが取れています。レザーソールに比べてクッション性が高く、長時間の歩行でも疲れにくいのも嬉しいポイントです。
④ ワーク・ファッション両対応の汎用性
工業・作業用途のために設計されていながら、そのクラシックなデザインはファッション面でも高い評価を受けています。バイカーブーツやウエスタンブーツのリソールにも広く使われており、ドレス感を保ちつつ実用性をプラスできる稀有なソールです。
ソール交換のすすめ
「ソールがすり減ったから買い替え時かな……」と思っていませんか?グッドイヤーウェルトやマッケイ製法の革靴・ブーツは、ソールを交換することで長く履き続けることができます。特に Wolverine 1000 Mile のように上質な素材と製法で作られた一足は、修理を重ねて育てていくのが一番の楽しみ方です。
Vibram 700のような信頼性の高いソールに交換することで、見た目のリフレッシュはもちろん、グリップや耐久性もアップします。愛着のある一足、ぜひ一度ご相談ください。
修理のご依頼やお問合せ
靴の状態やご希望の仕様によって修理内容・金額は変わります。お気軽にお持ち込みまたはお問い合わせください。店頭持ち込み・郵送修理どちらにも対応しております。
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