ブログをご覧の皆様こんにちは。愛知県豊橋市の靴修理RADIANです。
今回はちょっと変わり種のカスタムをご紹介します。
お客様からカスタムのご依頼いただいたベースシューズは、MIZUNO(ミズノ)のサッカースパイク「MORELIA(モレリア)」
スタッド付きのスパイクソールを取り外し、ビブラム#2810ソールとレザーミッドソールで街履きの革靴として仕上げました。
ベースはミズノの名作「モレリア」
モレリアは1985年の誕生以来、多くのプロ選手に愛用されてきたミズノを代表するサッカースパイクです。柔らかな天然皮革のアッパーと「軽量・柔軟・素足感覚」のコンセプトで知られ、シューズとしての作りの良さはスパイクの枠を超えています。
この上質なレザーアッパーを活かして、「グラウンドではなく街で履ける一足にしたい」というのが今回のカスタムです。
カスタムのポイント
純正のスパイクソール(ポイント付きソール)を取り外し、3mmのレザーミッドソールを挟んでビブラム#2810ソールを取り付けました。
ソール周りはミッドソール、ステッチ、コバまで含めてオールブラックで統一。アッパーのブラックレザーと一体感のある、引き締まった仕上がりになっています。ホワイトのランバードと赤のラインがソールの黒に映えて、スパイク由来のスポーティーさと革靴らしい落ち着きが同居する一足になりました。
サイドから見るとしっかりとしたステッチとコバのラインが入り、シルエットは完全に「革靴」。でもアッパーはモレリアそのもの。サッカー経験者なら思わず二度見するはずです。
製作途中の一枚。ミッドソールを縫い付けた段階では革のナチュラルな色が見えていますが、ここから黒く仕上げていきます。
今回はお客様のご希望でビブラム#2810ソールを選択しましたが、ワークブーツなどで人気のゴツゴツしたビブラム#100ソールや白クレープソールなども選択可能です
ビブラム#2810ソールについて
ビブラム#2810は、イタリアのビブラム社が展開する「ガムライト(Gumlite)」シリーズのソールです。ガムライトは気泡を含んだ発泡ラバー素材で、一般的なラバーソールに比べて大幅に軽く、クッション性に優れているのが特徴。見た目にはしっかりとボリュームがありますが、手に取ると驚くほど軽く感じます。
同じ軽量素材のEVAスポンジと比べても耐久性・耐摩耗性が高く、普段履きでしっかり歩いても摩耗しにくいソールです。接地面には細かなパターンが刻まれており、フラットに見えても滑りにくく、街歩きには十分なグリップ力があります。
厚みのある丸みを帯びたフォルムはカジュアルな雰囲気で、革靴からスニーカーまで幅広い靴に合わせやすいソール。「軽くて疲れにくい街履きにしたい」というカスタムでよく選ばれる定番です。
元がサッカースパイクという軽さを活かすためにも、重くなりすぎないこのソールを選択しました。
費用や納期の目安
今回のミズノ・モレリアのカスタム費用は28000円(+消費税)でした
納期は繁忙期でのお預かりだったので2ヶ月ほどの納期となりました
※費用は2026年4月時点での価格
近年は物価の変動が大きいため随時価格変更しています。
最新の価格は都度お問合せください
※納期は工房の受注状況によって変わります
スパイク・スニーカーのカスタムもご相談ください
「思い入れのあるスパイクを普段も履きたい」「スニーカーを革靴っぽく仕上げたい」といったカスタムのご相談も承っております。靴の構造によって対応できる内容が変わりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
費用や納期の目安は随時変更しています。最新の費用や納期は店頭までお問い合わせください。
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