こんにちは、靴修理ラジアン豊橋店の矢野です。
今回は、レッドウィングのPT91エンジニアブーツをcordソールに交換した事例のご紹介です。
合わせて中底も新しく交換して
見た目の雰囲気はそのままに、
履き心地が大きく変わる仕上がりになりました。
目次
ソール交換前



中底交換
今回のブーツでは、中底も交換しています。
エンジニアブーツの中底は厚紙でできているので
経年劣化によりこの部分が割れていたりして
放置するとソール交換だけでは
履き心地が安定しません。
中底を新しくすると、
- 歩行時の安定感が増す
- 今後の修理もしやすくなる
といったメリットがあります。
特にPT91のようにヴィンテージ寄りの個体では
中底の状態ひとつで靴全体の印象が
ガラッと変わるので、見えない部分こそ
丁寧に直しておくのがおすすめです!
ソール交換後



ソールは247wソールを使用。
別名はコードソール
今回のように
cordソール+中底交換の組み合わせは、
- オリジナルの見た目を大きく変えたくない
- でもしっかり履ける実用性も欲しい
という方にぴったりの内容だと思います。
そしてcordソールはゴムの中に
繊維が練り込まれているので
その分だけ耐摩耗性があります。
エンジニアブーツは見た目が魅力な分、
履き心地や歩きやすさを後回しにしがちですが、
今回のような修理で
しっかりバランスを取ることもできます。
費用と納期
費用:
中底交換 税抜13,000円
ソール交換 税抜24,000円
納期:1ヶ月半
(2025.9.15現在)


